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yuji0517

Author:yuji0517
氏名、野崎雄二(YUJI NOZAKI)
経歴、1947年、新潟県生まれ
 1970年、早稲田大学政治経済学部卒
 1970~1994年、住友信託銀行
 1994~2014年、住信投資顧問(現三井住友トラストアセットマネジメント
 2014年、退職
30年余にわたり、株式のファンドマネージャーを続けて来た経験から、書き残してみたいものが、多々あり、ブログを始めてみた。
<初めて、読む方に>
左下の「過去の掲載記事のテーマ一覧」で、「初めに」に、ブログの全体像を、次いで、テーマ別に、頭に、目次を付けていますので、興味あるテーマを選んで、読んでいただけたらと思います。

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道徳教科書   どこが「道徳」?

教育界の変質      2017,3,25

学校の先生も、こんな教科書を使わなければならないかと思うと、こころ痛むモノがある。

今日の日経夕刊の記事
「道徳教科書 事細かに注文」
①、高齢者を尊敬する気持ちをはぐくむため「消防団のおじさん」が「おじいさん」に、
郷土を愛する態度を教えれために「パン屋」が和菓子やに・・・・

24日に文部省が公表した小学校の道徳教科書の検定では、教科書会社が細部にわたって記述を修正するケースが見られた。
その具体例として挙げられたのが、この2例である。

①は、「高齢者に、尊敬と感謝の気持ちを持って接する」の要素が不十分とされ、変更した。
指導も指導である。
高齢者は、誰でも尊敬できる人物とは、限らない。
道徳教科書というなら、高齢者は、身体が不自由になる。「思いやり」である。
高齢者なら、誰でも尊敬という思想は、孔子・儒教の世界ではなく、朱子学の世界である。
朱子学は、孔子の教えに反して、「君は君たらずとも」「親は親たらずとも」「年長(夫)は年長(夫)たらずとも」、忠、孝、梯と徳義とした思想である。
古臭い過去の思想を引張り出して来るとは、どういう神経をしているのであろうか。
消防署を持ちだしたのは、教科書会社の抵抗かと思われる。
昔から、日本は、火災が多かった。
そこでの出番は、江戸では火消しであり、地方では、若い衆である。
「年寄りは、引っこんでいろ」の、最も、鮮明な世界であった。

2は、「低学年に「我が国は難しく、身近なパン屋で「郷土に愛着を持つ」は問題ないと考えたが、国も満たす必要があると指摘されたので、和菓子屋に修正した。
これも、教科書会社の抵抗かと思われる。
そもそも、「我が国」に対応する言葉は、「他の国」である。
「我が身」「他人」や、「我が家」「他の家」、「我が一族」「他の一族」に置き換えも出来る話である。
これは、道徳で採り上げるべき対象ではない。
孔子曰く「仁・・おのれの欲せざることを他人に施すことなかれ」である。
道徳とは、
「我が国や郷土の愛着を持つの人の性であるが、他国や他郷の人とも、仲良くしましょう。」
と、言うべきではなかろうか。
孔子や釈迦は、墓の下で、さぞ、嘆いていることであろう。




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