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yuji0517

Author:yuji0517
氏名、野崎雄二(YUJI NOZAKI)
経歴、1947年、新潟県生まれ
 1970年、早稲田大学政治経済学部卒
 1970~1994年、住友信託銀行
 1994~2014年、住信投資顧問(現三井住友トラストアセットマネジメント
 2014年、退職
30年余にわたり、株式のファンドマネージャーを続けて来た経験から、書き残してみたいものが、多々あり、ブログを始めてみた。
<初めて、読む方に>
左下の「過去の掲載記事のテーマ一覧」で、「初めに」に、ブログの全体像を、次いで、テーマ別に、頭に、目次を付けていますので、興味あるテーマを選んで、読んでいただけたらと思います。

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優待「長期株主だけ」・・・大賛成

投資と投機              2017、3、27

日経夕刊、3(総合)に次ぎの様な記事があった。
「企業が長期の安定株主を増やそうと知恵を絞っている。自社製品や金券などの株主優待を、長期の株式保有者に限定する上場企業は3月下旬時点で50社強と、1年前より6割増えた。短期売買でない個人株主を増やし株主構成の多様化や株価安定につなげる狙いだ。」

これは、大賛成である。
そもそも、短期売買を旨とする投資家と長期保有の投資家が、同じ株主権の権利しか保有しない方がおかしかったのである。
その企業の株式を取得するに、長期的視点から投資を行う投資家と、短期で売買益を稼ごうという投機家が、同じ権利というのもおかしな話であった。

私は、30年以上、ファンドマネージャーを職業としてきたが、大半の保有銘柄は、企業として信頼できると思った銘柄に絞ってきた。
そして、組み入れ比率の上げ下げで、株式市場の環境変化に対応して来た。
しかし、株式市場の現実は、短期の売買利益を狙った、投資家の名を借りた投機家が、我がもの顔で横行した世界でもあった。

仕手筋しかり、ヘッジファンドしかり、モノ言う株主然り、ネットトレーダーしかりである。
長期投資を旨としたファンドマネージャーから見れば、
株主に登場したばかりの投資家が、投資先に見買って、自社株買いを言いだすのは、相場操縦そのものであると思って来たし、安易に、新参株主に迎合して自社株買いを行うような企業は、経営陣が信用できないとして、保有株を売却して来た。
私は、議決権そのものを、長期投資累積とすべきではないかと思ったいる。

私は、元々、株主優待券には、反対であった。
何故なら、投資家を差別する行為であるからである。
しかし、長期保有に限定した株主優遇策は賛成である。
大企業では、コマツ、キューピーがあると言う。両社とも、株主にも目を向けるているというか、CSRを重視してきた企業である。
かつて、同和鉱業が、株主に対し、5年間保有の条件付きオプションを割り当てたことがある。
私は、株式の保有比率の上下はあっても、その期間以上保有し続けた経験がる。

記事には、MrMaXが半年以上、松田産業が1年以上での株主優待券の記事が載っていた。
これは、3年、5年として欲しいような内容である。
上場企業の経営陣に臨む。
ぜひとも、長期投資家が報われる株主還元策を考えて欲しいものと思っている。

(追記)
株主還元策として、株主無償割り当て制度がある。
かつて、成長企業と言われた日本企業は、一株当たりの配当は増やさないものの、毎年のように、5~10%程度の無償割り当てを行っていた。
この仕組みでは、5年もたてば、保有株式は、倍増する。言いかえれば、5年も保有しておれば、新参株主に比べて、2倍の配当が貰える制度である。
昔は、成長=無償を継続的に実施できた企業、と言うイメージがあった。
最近は、余りはやらない様であるが、再評価して貰いたいものと思っている。






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