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yuji0517

Author:yuji0517
氏名、野崎雄二(YUJI NOZAKI)
経歴、1947年、新潟県生まれ
 1970年、早稲田大学政治経済学部卒
 1970~1994年、住友信託銀行
 1994~2014年、住信投資顧問(現三井住友トラストアセットマネジメント
 2014年、退職
30年余にわたり、株式のファンドマネージャーを続けて来た経験から、書き残してみたいものが、多々あり、ブログを始めてみた。
<初めて、読む方に>
左下の「過去の掲載記事のテーマ一覧」で、「初めに」に、ブログの全体像を、次いで、テーマ別に、頭に、目次を付けていますので、興味あるテーマを選んで、読んでいただけたらと思います。

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加熱式たばこ どうなる?

悪臭と騒音           2017、7、6

7月5日(水)日経夕刊に、
「加熱式たばこ どうなる?火を使わない加熱式たばこが普及している。2020年の東京五輪を前に受動喫煙防止の議論が過熱しているが、加熱式たばこの規制は未整備。」
とあった。
何でもない記事なのだが、喫煙者として、気になったので、書いてみた。

1、 煙草の効用、不効用
先ずは、立場論。
独断と偏見といわれるのを承知で、立ち位置から述べる。
煙草の不効用は、発癌物質に尽きる。
対応する効用は、何か?
煙草を吸いたくなる時は、
(1)、食後、(2)ストレス、(3)、一仕事を終えた時といわれており、自分の経験からも、成程と思っている。
仕事をしていた時は、1日1箱20本前後であったのが、3年前に、退職・年金生活に入ってからは、10本強に減少している。
仕事上のストレスが、10本上乗せしていたのであろう。
現在は、喫煙の習慣をやめようとも、思っていない。
確かに、発癌の可能性は、あるだろうが、現在もう70歳である。5年10年寿命が縮まったとしても、十分、長生きさせてもらった。
食後の一服の楽しみや、何かが一区切りついた時一服の楽しみは、放棄したくないと思っている。
塩も発癌物質であり、砂糖は糖尿病に悪い。だからと言って、食事の味付けを落としたくないのと同じである。
以下は、こんな立場からのものであり、人によっては異論があるかもしれないと思いながらも、承知で書いている。

2、 煙草のマナー
ここ2年、毎月2回、上越新幹線に乗っている。
だから、習慣として、東京駅で、新幹線に乗る前に、喫煙室で煙草を一服、駅をおりたときに、ホームを出て、喫煙コーナーに行って一服という習慣が続いている。
最近、気が付いたことだが、私たち喫煙者の中に、加熱式たばこを吸う人が、確実に増えてきている。
ここは、喫煙所なのであるから、わざわざ加熱式たばこを吸わなくても、という感じがしないでもないが、10人いたら2人(2人以上のこともある)の割合で、加熱式たばこを吸っている。
確かに、今年に入って、急速に普及しているようである。3月末でアイコスが300万本といわれているから、今現在は500万本くらいにはなっているのだろうか。

そこで、考えたことがある。
煙草が発癌物質といっても、喫煙者の健康問題は、自己責任の世界である。医者からドクターストップがかかるとしても、他人に、とやかく言われる話ではない。
その喫煙が、他人に迷惑をかけるか否かの問題である。
大きく分けて、2つの問題がある。
喫煙マナー・・ポイ捨て、火傷、受動喫煙
悪臭

ここでは、他人に迷惑をかける喫煙、喫煙マナーについて述べる。
煙草のポイ捨てや混雑場所での火傷など、人格的にどうかと思われる。これは、喫煙所の設置や分煙で、ほとんど解決されているといってもよい。ただし、それでも不心得者がいなくなった訳ではなく、偶に、ポイ捨てタバコを見かけることもあるが。
(不思議なことに、屋内喫煙が禁止されている欧米では、屋外での煙草のポイ捨てが横行しているとのことである。日本人とは感覚が違うのであろう。)
今一つは、受動喫煙問題である。
特に、喘息や肺気腫等の持病を持っている人には、喫煙者は飛んでもない疫病神であろう。最近は、もっぱら、受動喫煙問題が、タバコ規制の旗印となっている。

ところが、ここに、加熱式タバコが、登場してきた。加熱式たばこは、喫煙者本人への健康問題は、依然として残るものの、煙が出ないから、受動喫煙と言う問題のほとんどが解決してしまう。
受動喫煙を理由とした禁煙運動は、加熱式タバコの普及が、大きな障害として、登場してきたと言える。

3、 悪臭と騒音
しかし、加熱式タバコが普及したとしても、禁煙運動が止むかと言えば、そうはならないであろう。
何故なら、禁煙運動の最大の理由は、受動喫煙ではないからである。臭いである。
タバコの臭いが嫌いだ、だけでは、禁煙運動は、やりづらい。だから、受動喫煙を持ち出しただけである。
加熱式タバコは、煙は出ない。しかし、依然として、臭いは出る。
禁煙運動家にとっては、当然、攻撃の対象とするであろう。どんな攻撃材料を探すのであろうか。

タバコの臭いは、昔は、悪臭ではなかった。紫煙の香り、大人の臭いであった。
昔の映画には、喫煙の場面が、一杯あった。
それが、いつのころからか、悪臭とみなされるようになった。特に、昔は吸っていて、禁煙を始めた人程、悪臭感を強めた感じがしないでもない。
臭いを、悪臭と感じるか否かは、難しい問題を抱えている。
映画「風と共に去りぬ」で、スカーレット・オハラは「堆肥の臭いは、畑の香水」と言っていた。
私は、農家の生まれで、牛・豚・鶏と共に育った。それでも、車で、養豚場の近くを通ると、子供の頃は、何ともなかった筈なのに、「何だ、この悪臭」となるは。

「悪臭」と似たような問題で、「騒音」がある。
最大の騒音問題は、幼児の騒音である。1週間ほど前に、TVでも取り上げていたが、保育所設立の最大の障害は、周辺住民の反対、それも騒音問題である。
今、私の家に、1歳を超えたばかりの孫娘がいて、一緒に住んでいる。それが、言葉にならない甲高い音を出し始めている。私にとっては、その甲高い声は、言葉を喋りはじめたしるしで、心地よい音に聞こえる。
でも、それは、孫娘にまったく縁のない人には。どう聞こえるであろうか。多分、騒音、そのものであろう。
幼児の声が嫌いだという人は、多い。このマンションも、高齢者の何人かが、中庭の幼児の声が騒がしいとクレームを続けた結果、中庭に幼児が遊べなくなってしまった。「お前たちだって、幼児のころがあっただろうに」という話なのだが、これが現実である。

臭(香、匂)が「悪臭」となり、音が「騒音」となるのは、「感覚」の世界であり、「理性」とは、別の世界である。


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