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プロフィール

yuji0517

Author:yuji0517
氏名、野崎雄二(YUJI NOZAKI)
経歴、1947年、新潟県生まれ
 1970年、早稲田大学政治経済学部卒
 1970~1994年、住友信託銀行
 1994~2014年、住信投資顧問(現三井住友トラストアセットマネジメント
 2014年、退職
30年余にわたり、株式のファンドマネージャーを続けて来た経験から、書き残してみたいものが、多々あり、ブログを始めてみた。
<初めて、読む方に>
左下の「過去の掲載記事のテーマ一覧」で、「初めに」に、ブログの全体像を、次いで、テーマ別に、頭に、目次を付けていますので、興味あるテーマを選んで、読んでいただけたらと思います。

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スノップ  米国の格差社会の象徴

格差社会 考           2018、2,27

<中国の格差社会>
友人との話題のなかで、中国の富裕層の話が出た。
中国は、13億8千万人の人口を擁し、そのうちの1割が、富を占有していると言われ、その多くが、9,000万人の共産党員と言われている。
彼らの生活スタイルは、
都市部で、200㎡の超高級マンションに住み、土日は、郊外の別荘に暮らしている。
とのことであった。
→私自身、中国には、行ったこともなければ、調べたわけではないが。

<米国の格差社会>
これに比べて、米国の格差社会はどうであろうか?
テレビで、「強欲な1%と善良で貧しい99%」と報道されることがある。
この「強欲な1%」とは、どんな人たちであろうか。

最近、ある本で、「スノップ」という言葉を見つけたので、紹介する。
「スーパーZIP」と呼ばれる米国の超高級住宅地に住む人達であり、その新興富裕層(新上流階級)の調査、検証が行われたという。
以下は、その特徴である。

学歴  ハーバードビジネススクール、ハーバード大(ボストン)、プリンストン大(ニュージャージー)、イェール大(コネチカット)
居住地(スーパーZIPとよばれる高級住宅地の1等地)と職業
ワシントン(特別区)・・国家機関のスタッフやシンクタンクの研究員、コンサルタント、ロビスト
ニューヨーク・・国際金融関係
サンフランシスコ・・シリコンバレーのIT関連
ロスアンゼルス・・ハリウッドのエンターテイメント関連
ボストン・・教育と資産運用

彼らの生活スタイル
・マクドナルドのようなファーストフード店には近づかない
・アルコールはワインかクラフトビール
・タバコは吸わない
・新聞はニューヨークタイムス、ウォールストリートジャーナル
・雑誌はニューヨーカー、エコノミスト、ローリングストーン
・あまりテレビを観ず、人気ランキング上位に入るようなトークラジオも聞かない
・休日の昼からスポーツ番組を見て過ごすようなことはしない
・休暇はラスベガスやディズニーワールドではない
・バックパックを背負ってカナダや中米の大自然の中に過ごす

彼らの趣味嗜好は、一般のアメリカ人と全く異なっているので、一般の人たちと一緒にいても話が合わない。その結果、自分と似た人たちと、隣人になったり、結婚したりするため、特定の居住区に集積していったとのことである。
また、民主党を支持するリベラル派にしても、共和党を支持する保守派にしても、その趣味やライフスタイルは、ほとんど同じである、とのことである。

WASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)、の言葉を聞いたことはあるが、
スノップは、初耳であった。
そこで、辞書やウェキペディアで、調べてみた。
適当な訳語はないし、内容も差別的・蔑称的である。
元々は、俗語で、
「知識・教養をひけらかす見栄張りの気取り屋」
「上位の者に取り入り、下の者を見下す嫌味な人物」
「紳士気取りの俗物」
等に使われているようだ。
1%の人ではなく、99%の人たちの用語であろう。
日本語に直したら
「鼻持ちならないエリート連中」や「成金」と言う意味であろう。

確かに、日本人の私からみたら、彼らのライフスタイルは、成金趣味そのもののように見受けられる。
そして、米国の1%の人たちは、用語から見る限り、決して尊敬されるべき立場の存在では、ないのであろう。
米国社会における、貧富、学歴の断層は大きいようである。「実るほど頭が下がる稲穂かな」とは、別の世界である。
(日本にも、例外的に、官僚社会に、キャリア、ノンキャリアの世界がある。私は、こんな仕組みは、撤廃すべきものと思っているのだが。)

<日本の格差社会>
米国、中国ほどではないにしても、日本でも、格差社会が広がっているようである。
そして、現在の政治や行政の姿勢は、格差拡大の方に向かっているのは、確かである。
これには、気にはなっていても、なすすべは、見つからない。
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