プロフィール

yuji0517

Author:yuji0517
氏名、野崎雄二(YUJI NOZAKI)
経歴、1947年、新潟県生まれ
 1970年、早稲田大学政治経済学部卒
 1970~1994年、住友信託銀行
 1994~2014年、住信投資顧問(現三井住友トラストアセットマネジメント
 2014年、退職
30年余にわたり、株式のファンドマネージャーを続けて来た経験から、書き残してみたいものが、多々あり、ブログを始めてみた。
<初めて、読む方に>
左下の「過去の掲載記事のテーマ一覧」で、「初めに」に、ブログの全体像を、次いで、テーマ別に、頭に、目次を付けていますので、興味あるテーマを選んで、読んでいただけたらと思います。

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AI考(4) 「 an apple」と「the apple」

同じとは、何か?(続)    2017、5、14

アナログとデジタルの違いは何か?を論じる前に、いくつか、整理しておかなければならないことがある。
いずれも、詰碁・詰将棋の世界であるが。

前回、「概念」について、触れた。
次も、養老氏からの引用である。
「an appleは、概念としてのりんご、つまり頭のなかのりんご、the appleは、感覚で捉えたりんごである。
英語の先生に、
the appleは、「あのリンゴ、このリンゴ、そのリンゴ、具体的なリンゴですよ」と言われ、よく理解できた。
しかし、
an appleについては、「どこのどれでもない一つのリンゴ」といわれ、理解できなかった」、と。
ところが、後年、気が付いた。
「どこの誰かはしらないけれど、誰もがみんな知っている」月光仮面のおじさんであると判り、氷解した」、と。

私は、この記述をよんで、なるほど、概念とはそういうものかと、納得できた。
次も、養老氏もからの借用である。
「昔々、おじいさんとおばあさんがおりました。おじいさんは、山へ芝刈りに、おばあさんは、川へ選択に」
日本語には、「が」と「は」の助詞を使い分けることで、「an」と「the」の使い分けを行っていた。
童話も、馬鹿にできない。
この区別が全くない言語がある。中国語である。
中国語には、冠詞も助詞もなく、「白馬非馬」「朝三暮四」の俗諺が生まれたと。
この論の詳述は、省く。

次は、私のかって解釈である。
日本語は、多分、世界で、最も難しい言語であろう。
文字種として、漢字、ひらがな、カタカナを使い分けている。
漢字には、音読み、訓読みがあり、音読みには、呉音・漢音がある。
平仮名を使い、助詞で、前述のような、概念と個別を使い分け、また、送り仮名で、過去・未来等も使い分けて、
漢語の欠点を、補っている。
また、カタカナで、欧米の外来語を表記し、また、擬態語・擬音語も表現している。

日本語は、習得するには、多少苦労を要するかもしれないが、これほど便利な言葉はない。
その上、漢字表記は、発音記号だけの欧米語と違い、見た目で判る。
脳の中の、視覚領域と聴覚領域の重なったところで、言語が解されているが、日本語の漢字表記は、その視覚領域とつながっている。
同じ情報量で、本にしても、新聞にしても、薄く済み、
漢字の多い本は、速読ができる。
現代中国語は、省略のし過ぎで、見た目の漢字表記と語彙に差があるような気がしてならないし、
ハングル文字は、発音記号を多くしただけのような感があり、同じ情報量を発信するに、頁数がやたら多くなっているのではないかと言う気がする。



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