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yuji0517

Author:yuji0517
氏名、野崎雄二(YUJI NOZAKI)
経歴、1947年、新潟県生まれ
 1970年、早稲田大学政治経済学部卒
 1970~1994年、住友信託銀行
 1994~2014年、住信投資顧問(現三井住友トラストアセットマネジメント
 2014年、退職
30年余にわたり、株式のファンドマネージャーを続けて来た経験から、書き残してみたいものが、多々あり、ブログを始めてみた。
<初めて、読む方に>
左下の「過去の掲載記事のテーマ一覧」で、「初めに」に、ブログの全体像を、次いで、テーマ別に、頭に、目次を付けていますので、興味あるテーマを選んで、読んでいただけたらと思います。

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AI(9)論理とAI

教科書が読めない    2015、5、25

新井紀子氏の本のタイトルは、「AI vs 教科書が読めない子供たち」である。
氏は、基礎的読解力調査(RST リーデングスキルテスト)を行った。
その結果、「中学教科書の簡単な文章が、3人に一人が読めない」
と、日本の教育現場に、深刻な危機感を抱いている。
私も、同感である。

AI技術は、論理、確率、統計で組み立てられている。
論理は、AI(コンピュータ)に置きなおすと、記号論理学でもある。
前にも書いたが, 概念を記号に置き換え、Yes No And Or IF で組み立てた世界である。
その記号を、数学(四則演算)で処理することで、2進法に置き換え、大容量・高速で、計算を行う。
論理とは、数学に等しいと言えなくもない。

新井氏は、論理的思考を基礎的読解力(RST)として、調査を行っている。
内容は
・係受け
・照応
・同義分判定
・推論
・イメージ同定
・具体例同定(辞書)
・具体的同定(数学)
である。
いわば、国語力を数学的に調査したということである。

その結果が、中学教科書の簡単な文章が、3人に一人が読めない
中学3年までは、上昇しても、高校以降、大学生になっても、ほとんど上昇しなかった、と。

基礎的読解力=偏差値でもある。
大学受験も資格試験も、後は語彙を詰め込むだけの話である。
論理的思考ができなければ、社会にでても、AIを使う側ではなく、AIに代替される側になってしまうであろう。

これを書見ていている途中、TVを見ていたら、次のような報道がされていた。

安倍首相の国会答弁
長妻が、「もし(仮定)、加計理事長とあっていたなら、首相をやめるのか?」
安部首相、「仮定の質問だから、答えない」
あれ?と思った。
確か、「もし、私は、森友に関与していたら、総理大臣辞めます」と言っていたのでは?
Yes、No If Yes→*** If No⇒***
は論理の基本構成である。
だから、対応する答弁は、「あっている」、「あっていない」、
もしくは、「あっていても、あってなくても、首相はやめない」
ではないだろうか。

日大アメフトの監督、コーチの記者会見
2人の自分の発言が、論理矛盾に満ちていることを平気で行っており、質問と答えがリンクしていなかった。
監督は、指示していないと言っていた。
まるで、安倍首相夫人⇒谷⇒財務省役人
     アメフト監督⇒コーチ⇒選手
と同じ、構図が見えてくる。
まるで、ヤクザの親分⇒兄貴分⇒鉄砲玉
と同じである。

マスコミ報道も、
解説が、どちらの言い分が正しいか・・・と
発言そのものが、論理的に矛盾していると何故指摘しないのであろうか。
AIの時代といわれるが、生身の人間社会は、論理とは、別のものが罷り通っているようである。

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