プロフィール

yuji0517

Author:yuji0517
氏名、野崎雄二(YUJI NOZAKI)
経歴、1947年、新潟県生まれ
 1970年、早稲田大学政治経済学部卒
 1970~1994年、住友信託銀行
 1994~2014年、住信投資顧問(現三井住友トラストアセットマネジメント
 2014年、退職
30年余にわたり、株式のファンドマネージャーを続けて来た経験から、書き残してみたいものが、多々あり、ブログを始めてみた。
<初めて、読む方に>
左下の「過去の掲載記事のテーマ一覧」で、「初めに」に、ブログの全体像を、次いで、テーマ別に、頭に、目次を付けていますので、興味あるテーマを選んで、読んでいただけたらと思います。

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AI(13) 嗅覚は、好き、嫌いが優先する

人類は、嗅覚を退化させた。    2018、6、11

前回、味覚について書いたので、今回は、嗅覚について、書いてみる。
動物は、生存のために、食物の体内摂取は不可欠であり、味覚は、それに繋がっている。
しかし、嗅覚は、人類にとって、どんな役割を果たすのであろうか。
哺乳類は、生存のために、嗅覚を発達させてきた。
それに対して、人類は、視覚、聴覚に言語を組み合わせることによって進化(=脳の肥大化)し、嗅覚の外部情報の価値を、著しく減少させた。
その結果、人類の嗅覚は、他の哺乳類にくらべ、大きく劣る結果となっている。
嗅覚は、退化したと言っても良い。

嗅覚は、外部情報を認識し、脳内に伝える点で、視覚や聴覚と似ているところがある。違いや特徴は次のようなものか。
視覚は、光の速度
聴覚は、空気の振動、音速
嗅覚は、微細物質の拡散、拡散速度(空気中の対流方向にそっての拡散)。
臭気として知覚できる物質は数十万種
臭気濃度と言う指数がある

最近のAI技術では、においをデジタル化するとして、センサーで、臭気を捕捉し、判別エンジンで統計処理をおこない、においの識別を行い始めているようである。
今では、500種と言われるコーヒーのにおいの分別ができるそうで、その技術は、ヘルスケアや食品産業に使われているそうである。

しかし、これは、においの原因物質を判別(同じグループ群で分類した)できたというだけのことである。
においを漢字で書くと、匂い、臭いになる。
最初から、用語として、好き、嫌いに分かれている。
好き・・匂い、香り
嫌い・・臭い、悪臭

何故、こうなるのか考えてみた。
視覚・聴覚・味覚の情報は、脳内で再整理されるが、嗅覚は、情動系といわれる大脳縁辺系を直接刺激すると言う。
つまり、感覚所与が、整理されないまま、感情に影響を与える。
退化した感覚だが、好き、嫌いが最優先される。


腐敗臭は、生物学的な本能かもしれないが、中には、何故、嫌いとなる、なったのか理解が難しいものも多くある。
「風と共に去りぬ」のスカーレットが、「堆肥のにおいは、畑の香水」と言っていた。
ニンニクのにおいは、人によって、好き嫌いの差が大きい。
挙げれば、きりがない。

以下は、私の独断と偏見
<加齢臭は、差別用語ではなかろうか>
年齢を重ねれば、人の放つ体臭は、変化するであろう。
それは、当然である。
それならそれで、人間とはそういうモノであると理解すればよい。
加齢臭という用語そのものより、用語の使い方である。
それを、ことさら、「忌む、或いは、避けるべきものとして、表現すること」は、差別用語だと思っている。

<タバコの臭いは、何時から、嫌われるようになったか>
子供の頃は、大人がタバコを吸うのを見ながら、「大人のにおい」だと思っていた。
大学から新入社員の頃は、TVコマーシャルで、「紫煙の香り」と言っていた。
それが、何時の間にか、嫌われ始めた。
多分、バブル時代か、バブルが弾けた頃からである。
今では、すっかり、嫌われものの代表になっている。


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