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yuji0517

Author:yuji0517
氏名、野崎雄二(YUJI NOZAKI)
経歴、1947年、新潟県生まれ
 1970年、早稲田大学政治経済学部卒
 1970~1994年、住友信託銀行
 1994~2014年、住信投資顧問(現三井住友トラストアセットマネジメント
 2014年、退職
30年余にわたり、株式のファンドマネージャーを続けて来た経験から、書き残してみたいものが、多々あり、ブログを始めてみた。
<初めて、読む方に>
左下の「過去の掲載記事のテーマ一覧」で、「初めに」に、ブログの全体像を、次いで、テーマ別に、頭に、目次を付けていますので、興味あるテーマを選んで、読んでいただけたらと思います。

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妊娠期の飲酒・喫煙について

7月4日の日経夕刊について、次のような記事があった。
「母親が妊娠期に喫煙、子の聴覚障害疑い1.75倍」
「京都大川上教授らのチームが、神戸市との共同研究で、2004~10年に、乳幼児健診を受けた約5万組の母子データを解析した結果、
妊娠期に母親が喫煙していると、聴覚障害疑いが、喫煙していない場合に比べ、約1.75倍高くなった
妊娠期の喫煙に加え出生4カ月の段階で、子供の目の前で喫煙する同居人がいる場合は、約2・35倍高くなった」
気になったので、調査内容を調べようと思ったが、内容は、検索しても出てこない。
ただ、同じような、新聞ニュースが、数件見られただけである。

<妊娠期の飲酒喫煙は、出生児に害がある>
これは、昔から言われていたことである。
わが娘は、酒が好きでよく飲んでいた。
それが、妊娠したと判った時には、妊娠中は当然として、出産後も、母乳期間の1年超は、断酒を続けた。
京都大と神戸市の共同チームは、5万組のビッグデータを入手している。
それなら、妊娠期の飲酒の弊害も調査できた筈なのである。
それが、この記事には、全く触れられていない。喫煙だけである。
次の2つが、想定される。
1、妊娠期の飲酒は、同様の弊害があり、結果も得られたが、喫煙の害を強調するため、あえて、伏せた。
2、妊娠期の飲酒は、喫煙よりも、もっと弊害があったが、記事にならないので、伏せた
3、妊娠期の飲酒は、弊害がなく、迷信に過ぎなかった。
調査結果の全容が、公表されてないので、全く、不明であるが、1乃至2であろうと思っている。

<受動喫煙の害を強調するのか、分煙の効果が大きいとみるのか>
私は喫煙者であるが、家庭内では、妻が妊娠した時から、ベランダ族となった。
もう、30年以上になるが、マンションでも一軒家でも、ベランダで喫煙する習慣が続いている。
(たまに、極寒日や猛暑日は、換気扇の下で、すうこともあるが)
記事をよくみると、「子供の目の前で喫煙する同居人がいる場合は」となっている。
「子供の目の前では、喫煙しない同居人がいる場合」は、高くなかった、と読み取れる。
これは、家庭内分煙は効果があった、ということではないだろうか。
要は、記事の書き方である。

タバコには、健康上の害がある。特に、胎児、乳児ほど影響が大きい。
その一方で、分煙には、それなりの効果もある、と言うことではないだろうか。
どうも、今回のこの調査は、そのことを言っているように思われた。
それが、もっと詳しい内容が知りたかった理由である。
これは、家庭内における分煙だけの問題ではない。
ビル内についても、喫煙室をもうけて分煙することは、受動喫煙を回避する有効な手段である、と言うことではないだろうか。

<追記> 受動喫煙の影響について
以前、受動喫煙と肺癌との関係についての統計的な資料をみたことがある。
その結果は、統計的には、かろうじて有意と言えるかという程度のものに過ぎなかった。
肺癌の原因は、遺伝、年齢、次いで、車の排ガスの方がはるかに影響が大きく、本人の喫煙でさえ小さいものである。ましてや受動喫煙の影響など微々たるものに過ぎない。
(肺気腫の統計は、見た事はない。)
しかし、受動喫煙の成人に対する影響は、軽微なものであるとしても、
胎児、幼児に対しては、喫煙だけでなく、受動喫煙についても、その悪影響は大きい。
その対策(教育が最も肝要)には、万全を期すべきものと思われる。





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